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e-cancer:血液:EHA 2019:幹細胞移植前の寛解患者における残存病変のゲノム的エビデンス;運命あるいは早期介入の機会となるか?

12 Jul 2019

急性骨髄性白血病(AML)は、稀な非常に致命的な血液がんである。

同種造血幹細胞移植(Allo-HCT、いわゆる「骨髄移植」)は、初回化学療法後のAML患者の一部において治癒が見込める治療法である。

Allo-HCTの失敗の最も一般的な理由は、AMLの再発である。

2011~2014年に骨髄移植臨床試験ネットワーク(BMT CTN)は、寛解期の患者を対象として、骨髄破壊的前処置(MAC)あるいは強度減弱前処置(RIC)の2種類の移植前処置(Conditioning)を比較する無作為化第3相臨床試験(BTN CTN 0901)を行った。

本研究はBTN CTN 0901からの新しい分析であり、2019年欧州血液学会(EHA)年次総会で発表された。

BTN CTN 0901は計画中の患者の76%を登録した後、MACを受けている患者の生存利益が観察されたため、早期に中止された。

驚くべきことに、RICを受けたAML患者の半数以上が移植後18ヵ月以内に再発した。

米国の国立衛生研究所(NIH)の国立血液研究所(NHLBI)にあるHourigan Labは、寛解期のAML患者における再発を予測する測定可能な残存病変(MRD)を示す分子検出を専門とした研究を行っている。

本試験ではBTN CTN 0901に参加したAMLの成人患者188人の移植前血液サンプルに対する超深層次世代シーケンシングが行われ、RIC療法群のうち生存率が低かったのは、移植前にAML残存病変のゲノム的エビデンスを有する患者に限られていたことが示された。

https://ecancer.org/news/16186-eha-2019–genomic-evidence-of-residual-disease-in-patients-in-remission-prior-to-stem-cell-transplant–fate-or-opportunity-for-early-intervention.php

(2019年7月12日公開)

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